コントローラ不具合その2

以前、いつも使ってるコントローラ(APEX4)の不具合が出てそれを解決したんですが、また別の問題が出た話。

今度の不具合もトリガー関連の話。

トリガー…コントローラのRTLTボタンのこと。R2L2と言ったり、ZLZRと言ったりもする。

私の使ってるコントローラはアダプティブトリガーというのがついていて、トリガー入力時の挙動をいろいろ変更することができます。例えば、トリガー押すときに振動が入ったり、トリガーを押すときの抵抗値を自在に変えたり…etc。使い方次第でさまざまなゲームに対応したトリガーボタンを作ることができます。が、設定が面倒なのでほとんどの場合、ある程度押すと急に抵抗が最大になる疑似トリガーロック機能として使っています。

で、今回の不具合。トリガーロック状態という特別なにも設定していない状態なのに、トリガーを押したときに中でモーターが回る音がたまにするんですよね。これは毎回ってわけではないのでそんなに気にはならないんですが、それでも勝手にトリガーが振動したり音がなったりするのは少し気になる。あまり大きな問題ではないんですが、僕はこのコントローラがとても好きで、不満がない完全無欠のものと思ってるので、少し欠点があることを気にしてしまうし、気になったときにモヤモヤを感じながら使うことになっていました。

というかまあ、どうせ設定し直しすれば直るだろうと軽く思っていたんですが、他のモードに変えたり数値を変えたりしても不具合が直らず。以前の記事でトリガーが直ったキャリブレーションすればさすがに直るだろうと試してみたんだけどこれもだめ。モーターの部品とかが外れて空回りとかしてるのかなあ、、、でもそのためだけに分解とかするのはさすがにリスクあるよなあって思いながらしばらく過ごしていました。

ある日。やっぱりトリガーの挙動が気になって、設定画面を開いていろいろ試してみるんですが直らず。うーん、と悩みながら、設定ページを眺めてるととあるボタンを発見しました。

現在のページを復元するボタン。翻訳が怪しいのでちょっとわかりにくいですが、このトリガーページの設定を工場出荷状態に戻すという意味です。どうせ関係ないだろうと思いつつ、これを押して見たんですが、、、

これで直った!

いや、なんで直るんだよ。こちらが設定する項目は同じなのに別の挙動になるのはすごく違和感。言い表しにくいんですけど、設定って強制的にその数値にするもので、もし数値のズレとかがあっても強制的に置き換わるものじゃないですか。PCでよくわからないバグ出て再起動はわかるけど、そこまで複雑じゃないコントローラでそういう対応になるとは。。。

まあとはいえ直ったのでよかったです。とにかく今回学んだのが、このコントローラには不明な不具合が出るほどの複雑な機器が入ってるということ。進化に伴い、コントローラも複雑化してるんですね。

今回の不具合は前回と同じくソフト面の問題で、物理的なハード面の問題ではありませんでした。つまりもっとコントローラの耐久性を信じろってことです。最近、このコントローラのさらに新型のコントローラのプレゼンを見たんですが、かなりコントローラの構造や耐久性にはこだわってるらしいので信頼しても良いかもしれませんね。

良いコントローラなら不具合を出すなとは思いますが、全部ソフト面で解決しているのはデバイスを長持ちさせたい私にとっては今のところ嬉しいことです。物理的に故障すると直すのが大変だし、解決したとしてもなにかしら失ったり、無理をして新品に戻せないなにかがついたりするものですからね。