Clair Obscur Expedition 33クリアした

Clair Obscur Expedition 33をちまちま進めてたんですがやっとクリアした。寄り道とかは必要以上にやらずに、ゲームに表示されてるクリア時間は26.5時間くらい。たまにゲーム放置しながら寝てたり、ゲーム置きながら原神とかやってたから実際はもう少し短いかも。

まだプレイしてない人に向けて書くと、このゲームは普通に面白かった。いや、普通にとかつけずにストレートに褒めろよと思うかもしれないけど、そこはこのゲームが過剰に絶賛されているような背景とそれに対してそんなことはないと声を上げる人がいるからかもしれない。

まあとにかく、洋ゲーとアクションゲームが苦手な僕でもかなり良いと思えたゲームだし、ゲーム性という質も全体的にかなり良いと思えたゲームでした。気になる人はやってみていいんじゃないでしょうか。

このゲームの特徴はコマンドバトルでありながら敵の攻撃時を回避できるというアクション要素を取り入れていることですね。コマンドバトルにアクションを取り入れたものを想像するとmother3のようなものを思い浮かべるかもしれませんが、そんなオマケレベルのアクションではなく、ちゃんと真面目に取り組まないと敵に勝てない仕様になっています。ここがこのゲームの面白さを出しているポイントでもあり、一定数の人を弾いてそうな要素だと思ってる。少し手応えのあるアクションゲームに抵抗ある人だとこのゲームを途中で投げてしまいかねないとも感じた。

そろそろ、ネタバレなしで書けないので以下ネタバレ注意

避けられそうで避けられないというか、攻撃前の溜めモーション入れすぎだろとは思った。普通にわかんなさすぎる。一応、ヒットストップ的な演出や音などの合図がわかりやすく設定されてたので、そこを目安に回避すればいい感じだった。この敵のモーション作りはゲームとして良く出来てるとは思います。コマンドバトルにアクションを入れるというアイデアがあっても、ここの調整が不足してると普通に凡ゲーになりかねないと思った。

次に戦闘面。1体目のアクソンが強すぎて山場で、その後はまじめに雑魚敵も戦うようにしたらその後はそこまで苦労しなかった。編成PTはモノコ、シエル、ヴェルソ。モノコは全体ヒール役として使っていました。0APで再行動できて2つ動かせるやつが強かった。ヴェルソはたぶん最強なんだろうけど、被弾すると弱くなるのであんまり強く使えなかった。軽くAPを稼ぐ特技があるので、それで銃を使ったり、サブアタッカーくらいのポジションで無難に殴っていた。シエルは私のPTの最強キャラ。準備こそ必要ですが、なんかよくわからないけど火力が出る最強キャラでした。必殺も火力が出て使いやすい。

ストーリーはこのゲームのストーリーわかりやすいし面白いじゃないかって感じがしばらく続いていたんですが、ペイントレス討伐前~討伐くらいに、あれもうボス倒すの?って感じになって、味方との交流もキャンプ会話くらいであんまり気持ち入らなくてうーんという感じ。このゲームの総評なんかよくわからないけど悪い敵を倒す!なのかと思ってたら、その後色々説明されてああなるほどってなった。

ただこの、ストーリーの正解がよくわからないって状況、洋ゲー独特なんだろうか。ゲームの誘導ではアリシア側につくって感じだったんだけど、気持ち的には大人側の意見だった。なので最後はヴェルソで挑んだし、マエル育成してなかったから選択肢もなかった。

他の洋ゲーを見たときも感じたんですけど、世の中の常識に流されることをブレイクすることが正義なんですよね。個人の意見をしっかり出すことも大事だけど、やっぱり全体のことを考えた意見の方が大事と思ってしまう。

まあとにかく世間の評判通りのいいゲームでした。やりたいゲームが増えすぎるのはよくないですが、良作のRPGが少ない中、こういったゲームが排出されてしっかり評価されて売れるってゲーム業界的にもいい流れですよね。